タケヤフェア2018に行ってきました

こんにちは遺品整理まごころの山元です。
 
今回は、現場の内容ではなく清掃用品の展示会に行った時の内容を書いていこうと思います。
(大人の関係で写真は良くなさそうなので今回は文字だけにします、すみません)
遺品整理の業者として立ち上げたまごころですが、今はハウスクリーニングに力を入れており、社内ではハウスクリーニングの技術的な話ばかりしている日々です。
日々話をしていく中で、ふと自分たちが一体何の業者なんだろうと思うような状況ですが、遺品整理の現場では遺品整理のことだけを考えて作業させていただきますのでご不安にはならないでくださいね。
 
さて、7月4日に旭川で開催されたタケヤ刷子(タケヤブラシ)様の展示会に行ったお話です。
タケヤフェアは北海道では一番大手の清掃資材の問屋さんの展示会で、各メーカーの新製品や主力製品を見ることができます。
 
展示会に行くきっかけとなったのは、私の遺品整理、特殊清掃の恩師であり師匠のリライブル株式会社の鈴木社長に誘われたのがきっかけです。
鈴木社長との出会いは、今から1年以上前ですが、出会ってからずっとお世話になっており大変かわいがってもらっています。
私が尊敬しているマインドカンパニーの鷹田社長との出会いのきっかけも、鈴木社長だったりします。
鈴木社長との出会いがなければ、おそらく私は今この業界にはいないんじゃないかと思います。それくらいの恩師です。
遺品整理士としての考え方や、経営者としての考え方(私は経営者ではありませんが)は一緒にいるだけで大変勉強になりますし、いつも良い刺激をいただいてます。
 
そして、旭川といえば私のハウスクリーニングの師匠であるおそうじのリスターの菅原社長にもお声をかけさせていただき、ご同行いただきました。
菅原社長には、まごころ立ち上げ直後の遺品整理士認定協会のセミナーでご一緒してからずっとお世話になっております。
まごころのハウスクリーニングの技術は、菅原社長の元に修行に行って身につけました。
その際、ハウスクリーニングは奥が深くとても面白いということを教えていただきました。
修行といえば苦行となるのが通常かと思いますが、それすらも楽しいものだと教える教え方も素晴らしいです。
仕事の技術面でも関東の業者に負けないくらいの技術を持っており、それでも日々技術を磨く努力をし続けている素晴らしい方です。
何より、人間的に大変謙虚な方でいつも私のバカ話に付き合ってくれる最高に頼れる師匠です。
 
最後に、旭川では菅原社長と「雷神と風神」的な存在(?)の、Beクリーンの加藤社長もご一緒できました。
加藤社長の噂は鈴木社長と菅原社長から伺っていたのでお会いできたことが大変光栄でした。
話をさせていただいた印象は「仕事はロジカル思考、人間的にはやわらかい」という感じで、とても話しやすい方ですがすごく仕事ができる人なんだなとすぐにわかりました。
 
タケヤフェアでは多数のメーカーが自社の製品についての説明をしてくれますので、現在使っている薬品と比較するにはもってこいの内容でした。
ただし、ただ強い薬品を使うと「破壊洗浄」となってしまうので新製品を使う場合は注意が必要です。
菅原社長からも「ハウスクリーニングで素材を傷めてしまっては本末転倒」と教えていただきました。
多数の試供品をもらってきたので、いろいろ試して良い薬品に出会えればいいなと思っています。
 
展示会が終わってからは、全員でびっくりドンキーでお茶してきました。
各社それぞれの技術的な話や社内の話など、ものすごい勉強になりましたし、良い刺激を持ち帰らせていただくことができました。
私以外のメンバーがものすごい豪華なので、お金払ってでも来たい業者もいるくらいだと思います。
こういった貴重な展示会や食事会で同業他社と交流して、いろいろなことにチャレンジできるきっかけにもなるので今後も参加させていただきたいと思います。
まごころでは、日々技術の向上と新たな取り組みへ挑戦していきますので、今後ともお付き合いをよろしくお願いいたします。
 
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自殺を検討している方へ

こんにちは、遺品整理まごころの山元です。
 
今回は少しシリアスなお話しをさせていただきたいと思います。
表題の通り、「自殺を検討している」方がもしもいるのであれば、一度このブログを読んでいただければと思います。
まずは、遺品整理士、並びに事件現場特殊清掃士として思うことを記載していきます。
当社にも不幸にも自殺でお亡くなりになったお部屋の片づけを依頼されることがありますが、本当に悲しい現場になります。
 
お風呂で亡くなれば真っ黒い水が湯舟にはられたまま残されておりご遺体の一部が底に沈んでいたり、首を吊れば排泄物や体液が下にあるものに付着して大変なことになっていたり、どちらにしても長時間放置されれば部屋の中にある物すべてに死臭と呼ばれる匂いが染みついてしまいます。
一般的な生活をしている人には見ることも、入ることもできない状況になっていることが多いです。
 
さらに、もしも賃貸の部屋で自殺してしまった場合、基本的には我々のような事件現場特集清掃士が清掃し、次に人が住めるまでの原状回復をしていきます。
ですが、この特殊清掃という仕事は安い仕事ではありません。
まずは体液などが付着した物を搬出し、ハウスクリーニング後に消臭剤散布、オゾン脱臭と多くの工程で消臭作業を行います。
当然ですが、人件費だけではなく危険作業料金などの料金が発生する可能性がございますし、時間も数日から数週間かかる場合もあり安い金額で施工できるような状態ではありません。
特殊清掃作業料金以外にも、放置された期間の家賃やリフォーム費用、損害賠償などを合わせると、百万円を超える場合も珍しくありませんので、かなり高額な現状回復費用が必要となります。
 
一般的な方には簡単に支払いができる額ではないと思いますが、この原状回復費用は、誰が負担すると思いますか?
基本的には、部屋を借りる時に連帯保証人となっている方やご遺族がこの費用を負担することになります。
では、これをご自身に置き換えて考えていただきたいです。
 
「大切な方が自殺したという事実」と、「数百万円の請求」が同時にご遺族様や連絡保証人の方にのしかかります。
普通の精神の方ならとても前向きに考えることができない状態です。
もしも私が一般的な仕事をしている身で、自分がこの状況におかれた場合、それこそ自殺を考えているかもしれません。
 
そして自殺の方法にもよりますが、ご遺体が綺麗な状態で残るとは限りません。
自殺をしてしまった方の葬式では、ご遺体を見れる状況ではなくなっていることも多いと聞いたことがあります。
何よりも残された方にもやりきれない気持ちが残ると思います。
「なぜこんなことをしてしまったのか。。。」、「なぜ自分に相談してくれなかったのか。。。」
そう仰り私の目の前で泣き崩れてしまうご遺族様もいらっしゃいます。
そして、現場の状況もありますが、大切な方が自殺したショックのあまり、お部屋の中に入ることができないご遺族様がほとんどかと思います。
そのようなご遺族様とお会いする度に、本当にどうしようもない気持ちでいっぱいになります。
 
一応ですが、独身時代は私も自殺を検討したことは何度かあります。
人間関係や恋愛関係や仕事関係やお金関係。。。。
その時は死にたいくらい辛い気持ちがありましたが、生きていれば何とかなっています。
人間、大きな問題が一気に起きるとキャパシティを超えてしまい、死にたいと思うんだと思います。
しかし、一つ一つ問題を解決していけば、以外と簡単に問題が解決したりするものです。
そして問題を解決するきっかけは、そこらじゅうに転がっていると思います。
それは時間かもしれませんし、人かもしれません。
それが教訓となり、「どうしようもないことはない」と前向きに考えられるようになっていると思います。
 
ちょっとダークな発言をしてしまったので一応ですが、今は何があっても自殺はできないと思っています。
私には奥さんも子供も仲間もいます。
私は大切な人がいる人は、間違っても自殺はできないと思います。
大切な人とは今現在の自分の周りの人だけではありません。
例えば私の子供たちは、もしも私が独身時代に自殺をしていた場合、彼らの人生は始まることも無かったんだと思うと自殺しないで良かったと本気で思います。
あなたにとって本当に大切な人は未来にいる可能性も十分に考えられます。
そして、何より自殺を検討しているあなたは、「誰かにとって大切な人」ではないでしょうか。
頑張る必要はありませんが、その人たちのために「生きて」いただければと思います。
 
話は変わりますが、以前あった殺人事件で自殺願望者とSNS上で接触し、複数の男女を殺害するという事件がありましたが、この時の犯人が「本当に死ぬ気がある人はいなかった」と話しています。
この時の被害者の方たちも一時的に「自殺がしたい」なんて考えなければ事件に巻き込まれることもなかったと思うのです。
「前向きに生きましょう」なんてことは言いませんが、自殺願望自体が本当の不幸につながることもあるので、考えないのが一番だと個人的には思っています。
ですが、考えないということは、考えると同じだったりするので、誰かに言いたいときには素人ではなく専門の窓口に相談するのも良いかもしれません。
 
一般社団法人社会的包摂サポートセンター様
 
問題は誰かに相談しても解決するものではありませんが、気休めにはなると思います。
そして、相談をする方の多くはすでに解決策を理解している人が多いと思います。
その解決策を他人に肯定してもらうことは、自信につながるので相談してみてはいかがでしょうか?
 
あと、私を知っている人からすればネタかと思うかもしれませんが、私は結構真面目に松岡修造さんを尊敬していたりします。
なんていうか、彼の本気で生きるというメッセージが辛い時に突き刺さっておりまして、今でも何かあれば松岡修造さんの動画を見て元気をもらったりしています。
最初は熱いおっさんだな程度でしたが、彼の言葉一つ一つをちゃんと聞くと本当に元気になったりします。
あとは、辛い時には下記のような言葉を読むようにしています。
 
「あなたが虚しく生きた今日は昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日」
 
こちらは韓国で160万部の大ヒットした小説「カシコギ」に出てくる言葉のようです。(私は読んではいませんが)
この言葉を初めて目にしたときに、本当にその通りだなと思いました。
「死にたくない」と最後まで願いながらお亡くなりになる方はたくさんいると思います。
そう考えると、その人たちの分も一所懸命に生きていこうと思える言葉です。
 
「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい。」
 
こちらはガンジーの有名な言葉ですね。
一所懸命に今を生きて、成長し続けなさいという意図をくみ取れます。
真に強い人であれば無意識にできると思いますが、私は弱い人間なので迷ったときにこういった言葉を見るようにしています。
他にもいろいろありますが、ブログの趣旨がずれてしまっているのでこの辺にしておこうと思います。
 
最後の方は完全に私の主観の内容なのですが、とある現場でいろいろと思うことがあったのでブログに記載しました。
自殺は本人も回りの人も誰も幸せにならない、というか全員が不幸になると思います。
人間である以上いつかは死にますが、私はどんなにつらいことがあっても自殺という最後を選択することはせずに、もがいて生きていこうと思います。
そして自殺を検討されている方も、「死ぬ気になればなんでもできる」と気持ちを切り替えていただければと思います。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
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遺品整理まごころの見積もりと志

こんにちは。遺品整理まごころの山元です。

今回は、遺品整理をご依頼される場合の相見積もりについて記載したいと思います。
相見積もりとは、我々の他の遺品整理業者とお見積りを取り、料金と作業内容などを比較することです。
遺品整理まごころでは、ご依頼をする前に何社かの相見積もりをすることをお勧めしております。

ちなみに、私には相見積もりの際に絶対に守っているプライドがあります。
そのプライドは、他社の作業料金がいくらだったのかを”先に”聞かないことです。
なぜ私がこれをあえて書くのかというと、実際に相見積もりをした場合に他社の作業料金をしつこく聞いてくる業者がいるようなのです。
他社の金額を先に聞くということは、当然見積もりが有利になります。
詳しくご説明いたします。

相見積もりの際、お客様が他社の料金を先に業者に伝えるとどうなるか想像してみてください。
「もっと安く作業ができるけど、他社が○○円ならうちが少し安くすれば成約できるな」とか、「思ったより他社が安いけど、他社を貶して成約しよう」とかいろいろ考えることができますよね?
ということは、お客様の足元を見て料金を決めていることになります。そして、この程度の見積もりであれば誰でもできます。というか、もはや見積もりですらないと思います。
私が考える見積もりとは、「現場の物量や立地条件を把握して作業料金をお客様にご提示すること」です。
つまり、本来他社の作業料金がいくらかは、見積もりをする際には全く必要のない情報なのです。
「安ければ安い方が良い」という考え方もありますが、私は遺品整理や特殊清掃でこの考えを適用することはお勧めいたしません。
なぜなら、遺品整理は「家電製品(同じ物)をA店とB店のどちらで購入するか」と考えるのとは異なるからです。
遺品整理は全く同じ現場が存在しないため、オーダーメイドのサービスだと私は考えております。
だからこそ相場というものが存在せず、お客様が困惑することも承知しております。
ですが、今一度考えていただきたいのです。
「他社の料金を比較して自社の料金を決める業者」は、私から言わせていただくとプロ意識の低い業者だと思うのです。
そんなプロ意識の低い業者に、大切な方の遺品整理を任せても大丈夫なのかということです。

遺品整理の業界は、志の高い業者だけではないのです。過去には、ご遺品の盗難やご遺品の不法投棄も発生しております。
少なくとも、私の尊敬している遺品整理士で、他社の料金を気にして自社のサービスを安売りするような人は存在しません。
遺品整理まごころでは、お見積りからお引渡しまでプロとして対応したいと考えております。

このように記載すると作業料金が高額と思われますが、私が自社の見積もり金額を提示した”後に”他社の料金を聞くと実際のところ他社よりも安いことが多かったりします。
案件によって10万円近く弊社が安かった案件もありますし、「少しだけ高いけどまごころにお願いしたい」と言われることもあります。
とにかく安い業者を利用されたい場合は、不用品回収の業者が良いかもしれませんが、法に従いしっかりと”遺品整理”をご希望のお客様は弊社にご連絡ください。
遺品整理まごころは、正々堂々とお見積りをさせていただき、作業料金をご提示いたします。
その料金が高いか安いかをご判断いただき、弊社のご利用をご検討いただければと思います。
札幌市内はもちろん、札幌近郊のお客様であればお見積り料金や出張料金はかかりませんので、お気軽にお問合せいただければと思います。
そして、もし弊社を利用にならない場合にも、しつこく営業することはございませんのでご安心ください。
遺品整理まごころは、最初から最後までプロの遺品整理士としてお客様に選ばれる業者を目指しております。

話は変わりますが、遺品整理士認定協会から新たに「不用品回収健全化指導員」という資格を出したようなので早速受講しようと思います。
資料をざっくりと読むと、遺品整理を隠れ蓑にして悪質な不用品回収をしている業者を取り締まる(?)ようなものです。
こちらは勉強してみて、またブログにアップしたいと考えております。
私の尊敬する遺品整理士は皆、勉強熱心な方ばかりですので、私もその方たちと共に業界健全化を図るメンバーの一員になれるよう日々昇進していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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遺品整理士山元の想いとアンケート

こんにちは。遺品整理まごころの山元です。

最近、お客様に「山元さんはなぜ遺品整理士になったのですか?」と良く聞かれるようになりました。
せっかくなので、私が遺品整理士になったきっかけをご紹介したいと思います。

私がリサイクル業界に入ったのは約4年ほど前だったのですが、当時は遺品整理という言葉が今ほど世間に浸透していなかったと思います。
私はリサイクルショップで働いていたのですが、悪質な不用品業者の噂を良く耳にしていました。
例えば、軽トラックでアナウンスを流し、無料回収を謳っている業者が高額請求したり、不用品回収業者が不法投棄をしたり、見積り金額の数倍の金額を請求したり。。。
中にはまともにやっている業者も当然いたと思いますが、耳に入ってくるのはあまり良い噂ではありませんでした。
そこで考えたのは、「困っている方がいるのだから、まともにやればお客様を絶対に喜ばせられるのでは?」ということでした。
私は不用品回収について調べていき、その中で「遺品整理士」という資格を知りました。
そこで遺品整理士と事件現場特殊清掃士の資格を取得し、この業界の健全化を目指している遺品整理士に出会いました。その遺品整理士は、リライブル株式会社の鈴木社長です。
鈴木社長との出会いは、私の遺品整理士として活動していく中で一番の転機だったと思います。鈴木社長と出会ったことにより、マインドカンパニーの鷹田代表など多くの優秀な遺品整理士との出会いにつながりました。
今では鈴木社長の現場に呼んでいただいたりと、たくさんの優秀な遺品整理士の方たちと大変良い環境の中で仕事をしています。
今までお世話になった分、私自身が遺品整理士として成長しお客様に喜んでいただける仕事をすることが、お世話になった方たちへの恩返しであると考え、日々技術の向上を図っています。

すみません。。。少し熱く語ってしまいましたが、今回はアンケート用紙についてご紹介しようと思いブログを書き始めたのです。。。
最近、遺品整理まごころをご利用いただいたお客様から、「助かったからアンケートがあれば協力するよ」というお声を多くいただくようになりました。
弊社ではお客様アンケートを用意しておらず、お客様のせっかくのご厚意をお断りしておりました。
しかし今回、弊社をご利用いただいたお客様のリアルな声をたくさんの方に知っていただきたいと考え、お客様アンケートを開始することにいたしました。

今後、弊社をご利用のお客様の中で、アンケートにご協力いただける方にご記載をお願いしたいと思います。
当然、アンケート用紙に記入することが嫌な方もいらっしゃると思いますので、我々がアンケート用紙に無理に記載をお願いすることはございませんのでご安心ください。

遺品整理まごころとして遺品整理をはじめて2年目になり、お客様の満足度も上がってきていると感じておりますが、まだまだ改善するべき点も多いかと思います。
お客様からいただいた言葉を真摯に受け止め、日々サービス向上に努めていきたいと思いますので、よろしければアンケートにご協力いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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消臭作業

こんにちは。
遺品整理まごころの山元です。

皆さまは、臭いについてお悩みはございませんか?
例えば、たばこのヤニの臭いやペットの臭い、灯油漏れの臭いなど、通常の清掃作業では落としきれない臭いです。
「遺品整理業者が消臭?」という疑問もあるかもしれませんが、実は遺品整理と消臭作業には深い関係性があります。
そこで今回は、遺品整理まごころの消臭作業についてご説明したいと思います。

遺品整理まごころでは、オゾンショックトリートメント法という消臭方法を採用しております。
名前だけ聞くと「?」となりますよね?オゾンショックトリートメント法は、孤独死現場でも多くの業者が採用している消臭方法です。

孤独死現場と消臭について、通常の生活をしている方にはピンとこないかもしれませんが、孤独死現場には「死臭」と呼ばれる臭いが充満してしまいます。
この死臭ですが、通常の清掃作業ではとうてい落とすことのできない臭いで、人によって個人差はありますが、1週間まともにごはんを食べられなくなる方もいるほど強烈な臭いです。
その死臭すらも消臭してしまうのが、オゾンショックトリートメント法なのです。
つまり、遺品整理のご依頼を受ける際、消臭の作業をご依頼を受けることがあるのです。
そのため、遺品整理業者は消臭の技術を磨く必要があります。

では、オゾンショックトリートメント法での消臭の仕組みをご説明いたします。
皆さまは「オゾン」という言葉を聞いたことがあると思います。そうです、地上のはるか上空で紫外線をカットしているあの「オゾン層」のオゾンです。
オゾンは、酸素原子が3つ結合している物質で、非常に酸化作用が強い物質です。この酸化作用を利用して空間を消臭していくのです。
ただし、オゾンは消臭に活躍しますが、同時に高濃度のオゾンは人体に有毒です。さらに、強い酸化作用により金属やゴムなどの腐食を進めてしまう危険性もあります。
そのため、オゾンショックトリートメント法での消臭作業は、我々作業員だけでなく、周囲の状況を考えて作業する必要があるのです。
最初に「有毒」と言ってしまったので、不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
オゾンショックトリートメント法は、部屋を密封した状態で作業をいたします。そのため、高濃度のオゾンが漏れて人体に影響を与える可能性は極めて低いです。
消臭作業をするには、第三者の配慮は必ず必要となるのです。

ではもう少し話をすすめていきましょう。
ここまでオゾンについてご説明しましたが、空気中のオゾン濃度はかなり低いです。ではどうやってオゾンを発生させるのかというと、この「パンサーJ」を利用します。
「パンサーJ」は世界最高峰と呼ばれるオゾン発生装置の一つで、一時間に7,500㎎オゾンを生成してくれる非常に優秀な消臭器です。

この「パンサーJ」ですが、オゾンという特殊な物質を生成するものなので、高額の消臭器です。
そのため、こういった高性能の消臭器を所有している遺品整理業者は多くありません。
そして、オゾンショックトリートメント法の消臭をするには、オゾン発生装置だけではできません。

お部屋の消臭作業をするために一番大切なのは、清掃作業なのです。この清掃作業無しでは、どんなに高性能で高額の機械を使用しても消臭はできないのです。
消臭は、まず臭いの元となるものを処分、あるいは清掃する必要があります。
この清掃については、私もまだまだ勉強中なので、偉そうなことは言えませんが、私の尊敬する遺品整理士の先生の元で今なお修行中です。
あえて私は自身を修行中と言いますので、料金についても今の段階で適正な料金の請求はできないと考えております。
何を伝えたいかと申しますと、もし私どもに消臭の作業をご依頼いただける場合、今なら低料金で作業をさせていただきたいと考えております。
当然、「今は」ということです。前述のとおり私どもは日々消臭作業の清掃を勉強しています。自分で納得できる作業ができるようになれば、適正な料金をご請求するつもりです。

修行中とは申しますが、全くの素人ではありません。当然消臭作業の実績もございます。ですが、自分が納得できる技術を身に付けるまではということです。
今回申し上げている消臭作業は、孤独死現場の消臭に限りません。ペットの臭いや灯油の臭い、火災現場での臭いが気になる方もお気軽にご相談ください。
当然、お見積りは無料で対応いたします。
ご相談いただくのであれば今がチャンスだと思います。相見積もりでも結構ですので一度遺品整理まごころにご連絡いただければと思います。

長くなりましたが、今回は消臭作業についてご説明いたしました。
遺品整理まごころでは、日々技術の向上を図り努力しておりますのでご検討いただければ幸いです。
お客様に選ばれ、喜ばれる仕事ができるよう日々精進してまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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新年のごあいさつとお焚き上げ

昨年は大変お世話になりました。
遺品整理まごころの山元です。
我々の職業柄、新年の定番のご挨拶はあまりよろしくないと思い、簡素なご挨拶であることをご了承ください。

 

年末年始が終わりすでにお仕事を始めている方が多いと思いますが、大型連休のあとは体がなまってしまうなんて人も多いのではないでしょうか?
大型連休があると気が緩むのでしょうか?私は3年連続で年末の休みになるとなぜか高熱が出てしまい、おいしいものを食べ損ねています。。。
今はすっかり良くなり、まごころでの仕事をはじめていますので、風邪をうつすことはありませんのでご安心ください。

 

さて、今回のブログは新年のあいさつだけと思ったのですが、せっかくなのでいつもお世話になっている「清田稲荷神社」さんをご紹介したいと思います。
昨年の暮れにご遺品のお焚き上げをご依頼されたお客様がいらしたので、本日ご遺品を神社へ持ち込みをいたしました。

 

こちらの神社さんは私の大変尊敬している遺品整理士の方からご紹介いただいて以来、ずっとお世話になっています。
住職さんも大変神々しい方で、お会いする際はなぜか私も毎回緊張してしまいます。
お焚き上げの玉串料も良心的でとても信用できる神社さんです。
何より、お預かりしたご遺品をひとつひとつ丁寧に清掃した後、良くある合同供養ではなく、故人様のお名前もしっかりと読み上げて丁寧にお焚き上げをしてくれます。
遺品整理まごころでお焚き上げをご依頼の場合は、ご指定がなければ「清田稲荷神社」さんにお焚き上げを依頼しておりますが、ご希望の神社やお寺がある場合はお見積り時にご相談ください。

 

せっかく神社に来る機会があったので、お参りもしてきました。
そして、おみくじを引いてみましたが末吉でした。なんか中途半端でごめんなさい。
最後に住職さんからお土産をいただき、一仕事を終えてきました。

今回は現場の情報ではありませんが、最後までお読みいただきありがとうございます。
遺品整理まごころはお客様に選ばれ、喜ばれる仕事をしていきますので本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

初投稿です。

はじめまして。遺品整理まごころの山元と申します。

ご遺品の整理を行うにあたり、ご依頼者様が一番ご不安になることは、依頼する業者がしっかりしているところなのか?
という点だと思います。そこで、遺品整理まごころでは、ホームページの内容よりもより詳細な情報を公開するため、ブログを始めました。
今後更新していくブログによりご依頼者様により弊社を知っていただき、ご安心して作業を任せていただければ幸いでございます。

さて、今回は初のブログ更新ということで、遺品整理まごころについてご紹介いたします。

弊社、遺品整理まごころは、「一般社団法人遺品整理士認定協会」の優良企業として活動しております。
当然優良企業で登録されていますので、下手なことをすると即脱退、この遺品整理業界では活動していけなくなります。
私たち遺品整理まごころの遺品整理士は、ご遺品の整理は「信用第一」と考えています。
いくら安い業者とはいえ、大切なご遺品を何の確認も無しにすべて回収してしまう。または、大切な方のご遺品を不法投棄されてしまう。
こんなことは絶対にあってはいけないことなのです。
ご遺品の中にはまず間違いなく貴重品が含まれます。例えば通帳、印鑑、現金、契約書関連、貴金属、その他金銭価値の高いものなどなど。
それらを選別せずに回収する業者は単なる「不用品回収業者」であり、貴重品を確認しているにも関わらず申告しないのは「泥棒」と一緒です。
遺品整理まごころでは、「ご遺品の整理」を行い、貴重品が出てきた場合には申告することをお約束いたします。
弊社は古物商許可も持ち合わせていますので、その場で買い取りご請求金額からお値引きすることも可能です。
もちろん大切なご遺品ですから、弊社が無理に買い取ることはございません。お値段やそのご遺品によってお客様にお持ち帰りいただくかのご確認をいたしますので、ご安心してお任せください。

また、弊社ではご遺族様がご不要なご遺品を処分する際、「一般廃棄物収集運搬許可」のある業者に委託して処分いたします。
ご依頼者様にとっては、「当たりまえ」と思うかもしれませんが、気を付けてください。実は、自社のトラックにすべてのものを積み込み持っていく業者は、かなりグレーなのです。
札幌市で委託する際は、パッカー車と呼ばれる車で回収しにきます。札幌市にお住まいの方であればお馴染みの黄色いゴミ袋を回収するあの車です。
パッカー車を利用する利点として、個人情報がほぼ守られる点だと思います。パッカー車で回収後は直接最終処分場へ持ち込まれるので、第三者に個人情報が洩れるリスクが最小限に抑えられます。
私個人の意見としては、ご遺品をパッカー車で粉砕してしまう光景は毎回心苦しいですが、法律を厳守するためなのでどうかご容赦ください。
しかしながら、どうしても耐えられない方もいらっしゃるかと存じます。その際は、どうか私どもにお申し付けください。お客様にとって悲しい光景がお目に入らぬよう、配慮させていただきます。

そして、弊社の売りは何といっても海外輸出を自社で行っている点です。実は、北海道で自社で海外輸出を行う「遺品整理業者」は、まだそれほど多くはありません。
遺品整理まごころは、ご遺品を扱う正真正銘の遺品整理業者として活動しております。そのため、ご依頼者様にとって不要な品もできる限り欲しい方の手に渡り使ってほしいと願っております。
また、弊社のホームページにも記載しておりますが、その活動が間接的とはいえ日本のごみを削減する運動になっていると考えています。
さらに、ご遺品の中の処分品が減ることになりますので、実際のご請求金額がその分安くなります。
しかしながら、発展途上国の多くの国は求める商品の質が年々上がってきております。つまり、数年前に比べて送ったものがなんでも売れる時代ではないのです。
海外輸出でまともに利益を出すためには、より質の高いものを送る必要があります。しかし、ご遺品として輸出する商品は必ずしも高額では売れません。
それが、「自社で海外輸出をする遺品整理業者」が多くない理由です。
もし利益だけを求めるのであれば、海外輸出をする労力、時間を考えれば大きなメリットはないのです。
ですが、正真正銘の遺品整理業者として、私たちは高額で売れなくとも大切なご遺品を有効活用してほしい想いでご遺品の海外輸出をしています。

ということで、書いているうちにほとんどホームページに書いていることと重複してしまいましたが、信念を持ってご遺品の整理を行っていることが伝われば大変うれしく思います。
少し長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
今後は現場の内容も少しずつアップしていきますので、今後とも遺品整理まごころをよろしくお願いいたします。

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