遺品整理まごころの見積もりと志

こんにちは。遺品整理まごころの山元です。

今回は、遺品整理をご依頼される場合の相見積もりについて記載したいと思います。
相見積もりとは、我々の他の遺品整理業者とお見積りを取り、料金と作業内容などを比較することです。
遺品整理まごころでは、ご依頼をする前に何社かの相見積もりをすることをお勧めしております。

ちなみに、私には相見積もりの際に絶対に守っているプライドがあります。
そのプライドは、他社の作業料金がいくらだったのかを”先に”聞かないことです。
なぜ私がこれをあえて書くのかというと、実際に相見積もりをした場合に他社の作業料金をしつこく聞いてくる業者がいるようなのです。
他社の金額を先に聞くということは、当然見積もりが有利になります。
詳しくご説明いたします。

相見積もりの際、お客様が他社の料金を先に業者に伝えるとどうなるか想像してみてください。
「もっと安く作業ができるけど、他社が○○円ならうちが少し安くすれば成約できるな」とか、「思ったより他社が安いけど、他社を貶して成約しよう」とかいろいろ考えることができますよね?
ということは、お客様の足元を見て料金を決めていることになります。そして、この程度の見積もりであれば誰でもできます。というか、もはや見積もりですらないと思います。
私が考える見積もりとは、「現場の物量や立地条件を把握して作業料金をお客様にご提示すること」です。
つまり、本来他社の作業料金がいくらかは、見積もりをする際には全く必要のない情報なのです。
「安ければ安い方が良い」という考え方もありますが、私は遺品整理や特殊清掃でこの考えを適用することはお勧めいたしません。
なぜなら、遺品整理は「家電製品(同じ物)をA店とB店のどちらで購入するか」と考えるのとは異なるからです。
遺品整理は全く同じ現場が存在しないため、オーダーメイドのサービスだと私は考えております。
だからこそ相場というものが存在せず、お客様が困惑することも承知しております。
ですが、今一度考えていただきたいのです。
「他社の料金を比較して自社の料金を決める業者」は、私から言わせていただくとプロ意識の低い業者だと思うのです。
そんなプロ意識の低い業者に、大切な方の遺品整理を任せても大丈夫なのかということです。

遺品整理の業界は、志の高い業者だけではないのです。過去には、ご遺品の盗難やご遺品の不法投棄も発生しております。
少なくとも、私の尊敬している遺品整理士で、他社の料金を気にして自社のサービスを安売りするような人は存在しません。
遺品整理まごころでは、お見積りからお引渡しまでプロとして対応したいと考えております。

このように記載すると作業料金が高額と思われますが、私が自社の見積もり金額を提示した”後に”他社の料金を聞くと実際のところ他社よりも安いことが多かったりします。
案件によって10万円近く弊社が安かった案件もありますし、「少しだけ高いけどまごころにお願いしたい」と言われることもあります。
とにかく安い業者を利用されたい場合は、不用品回収の業者が良いかもしれませんが、法に従いしっかりと”遺品整理”をご希望のお客様は弊社にご連絡ください。
遺品整理まごころは、正々堂々とお見積りをさせていただき、作業料金をご提示いたします。
その料金が高いか安いかをご判断いただき、弊社のご利用をご検討いただければと思います。
札幌市内はもちろん、札幌近郊のお客様であればお見積り料金や出張料金はかかりませんので、お気軽にお問合せいただければと思います。
そして、もし弊社を利用にならない場合にも、しつこく営業することはございませんのでご安心ください。
遺品整理まごころは、最初から最後までプロの遺品整理士としてお客様に選ばれる業者を目指しております。

話は変わりますが、遺品整理士認定協会から新たに「不用品回収健全化指導員」という資格を出したようなので早速受講しようと思います。
資料をざっくりと読むと、遺品整理を隠れ蓑にして悪質な不用品回収をしている業者を取り締まる(?)ようなものです。
こちらは勉強してみて、またブログにアップしたいと考えております。
私の尊敬する遺品整理士は皆、勉強熱心な方ばかりですので、私もその方たちと共に業界健全化を図るメンバーの一員になれるよう日々昇進していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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札幌市での遺品整理案件

こんにちは。遺品整理まごころの山元です。

久しぶりに現場作業の投稿です。
今回は札幌市でご依頼を受けた遺品整理についてご紹介したいと思います。

お見積りの段階で、物が多くて困っているというお客様でした。
いつものことですが、このように生活感のあるお部屋は、貴重品の捜索に気合が入ります。
物が多いので、細かく選別して貴重品を確実に見つけなければいけません

ところで、こちらのお部屋の中にあるお人形ですが、我々は海外に輸出することができます。
しかし、輸出ができない業者であればどうなるでしょうか?当然、ごみとして捨てられてしまう場合がほとんどでしょう。
お人形を捨てるのは忍びないから。。。ということで、お焚き上げをした場合、玉串料がかかります。
ご依頼者様にとって、特別な理由がある場合にはお焚き上げしていただく必要があると思います。
しかし、特別な理由がない場合は我々のような海外輸出ができる遺品整理業者にご依頼いただければこちらのお人形も海外で使いたい方の手に渡っていくのです。
そして、我々が海外輸出しているのはお人形だけではありません。
食器や雑貨など、ご遺品を整理していると、日本では売れないけれどもまだまだ使えるものが大量に出てきます。
こちらの画像をご覧ください。

これらの雑貨は、画像のように梱包され昨年の段階ですでにフィリピンに海外輸出しております。
今現在、使いたい方の手に渡りすでに使われている商品もあるかもしれません。
こういった雑貨ひとつひとつも、海外輸出をしていない業者が整理した場合の多くは、すべてごみとなっているのです。
弊社のトップページでもご紹介しておりますが、世界的にみても日本のごみ問題は深刻です。
我々の活動は世界的に見ればちっぽけなものでしょう。しかし、目の前にしてこのご遺品を見たときに私にはちっぽけだとは思えないのです。
この画像の雑貨は、故人様が使っていたまぎれもないご遺品なのです。そのすべてをごみとして扱うとなると悲しくなってくるのです。
海外輸出は時間と労力に対し、大きな利益は生みません。月単位で見れば海外輸出は赤字の月もあります。しかし、我々遺品整理まごころでは、可能な限りこの海外輸出を続けていきたいと考えています。
遺品整理まごころにご依頼いただくお客様の多くの方は、海外輸出をしている業者を探していたと仰います。
今回のお客様も遺品整理まごころをお選びいただいた理由を伺うと、海外輸出を行っている会社を探していたということで、海外輸出を続けていて良かったと本当に励みになっております。

さて、話がそれてしまったので、現場の話に戻します。
こちらが作業が完了したお部屋の様子です。

家財整理を完了させ、簡易清掃で今回はお引渡しです。
そして、こちらが今回捜索した貴重品です。

今回は、現金や通帳、印鑑、鍵を見つけてお客様にお返しすることができました。
お客様にも大変喜んでいただきました。

今回のお客様もブログ記載に快くご了承いただき、「応援しています」という我々としては大変ありがたいお言葉までいただくことができました。
お客様にはブログ掲載を許可いただきましたこと、この場で御礼申し上げます。
この情報がお客様と同じお悩みをかかえている方の手助けになると思います。本当にありがとうございました。
遺品整理まごころでは、これからも海外輸出を通しご遺品の橋渡しができる業者として活動していきたいと思います。

最後まで本ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
遺品整理まごころの想いが少しでもお読みいただいた方に伝われば幸いでございます。

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遺品整理士山元の想いとアンケート

こんにちは。遺品整理まごころの山元です。

最近、お客様に「山元さんはなぜ遺品整理士になったのですか?」と良く聞かれるようになりました。
せっかくなので、私が遺品整理士になったきっかけをご紹介したいと思います。

私がリサイクル業界に入ったのは約4年ほど前だったのですが、当時は遺品整理という言葉が今ほど世間に浸透していなかったと思います。
私はリサイクルショップで働いていたのですが、悪質な不用品業者の噂を良く耳にしていました。
例えば、軽トラックでアナウンスを流し、無料回収を謳っている業者が高額請求したり、不用品回収業者が不法投棄をしたり、見積り金額の数倍の金額を請求したり。。。
中にはまともにやっている業者も当然いたと思いますが、耳に入ってくるのはあまり良い噂ではありませんでした。
そこで考えたのは、「困っている方がいるのだから、まともにやればお客様を絶対に喜ばせられるのでは?」ということでした。
私は不用品回収について調べていき、その中で「遺品整理士」という資格を知りました。
そこで遺品整理士と事件現場特殊清掃士の資格を取得し、この業界の健全化を目指している遺品整理士に出会いました。その遺品整理士は、リライブル株式会社の鈴木社長です。
鈴木社長との出会いは、私の遺品整理士として活動していく中で一番の転機だったと思います。鈴木社長と出会ったことにより、マインドカンパニーの鷹田代表など多くの優秀な遺品整理士との出会いにつながりました。
今では鈴木社長の現場に呼んでいただいたりと、たくさんの優秀な遺品整理士の方たちと大変良い環境の中で仕事をしています。
今までお世話になった分、私自身が遺品整理士として成長しお客様に喜んでいただける仕事をすることが、お世話になった方たちへの恩返しであると考え、日々技術の向上を図っています。

すみません。。。少し熱く語ってしまいましたが、今回はアンケート用紙についてご紹介しようと思いブログを書き始めたのです。。。
最近、遺品整理まごころをご利用いただいたお客様から、「助かったからアンケートがあれば協力するよ」というお声を多くいただくようになりました。
弊社ではお客様アンケートを用意しておらず、お客様のせっかくのご厚意をお断りしておりました。
しかし今回、弊社をご利用いただいたお客様のリアルな声をたくさんの方に知っていただきたいと考え、お客様アンケートを開始することにいたしました。

今後、弊社をご利用のお客様の中で、アンケートにご協力いただける方にご記載をお願いしたいと思います。
当然、アンケート用紙に記入することが嫌な方もいらっしゃると思いますので、我々がアンケート用紙に無理に記載をお願いすることはございませんのでご安心ください。

遺品整理まごころとして遺品整理をはじめて2年目になり、お客様の満足度も上がってきていると感じておりますが、まだまだ改善するべき点も多いかと思います。
お客様からいただいた言葉を真摯に受け止め、日々サービス向上に努めていきたいと思いますので、よろしければアンケートにご協力いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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消臭作業

こんにちは。
遺品整理まごころの山元です。

皆さまは、臭いについてお悩みはございませんか?
例えば、たばこのヤニの臭いやペットの臭い、灯油漏れの臭いなど、通常の清掃作業では落としきれない臭いです。
「遺品整理業者が消臭?」という疑問もあるかもしれませんが、実は遺品整理と消臭作業には深い関係性があります。
そこで今回は、遺品整理まごころの消臭作業についてご説明したいと思います。

遺品整理まごころでは、オゾンショックトリートメント法という消臭方法を採用しております。
名前だけ聞くと「?」となりますよね?オゾンショックトリートメント法は、孤独死現場でも多くの業者が採用している消臭方法です。

孤独死現場と消臭について、通常の生活をしている方にはピンとこないかもしれませんが、孤独死現場には「死臭」と呼ばれる臭いが充満してしまいます。
この死臭ですが、通常の清掃作業ではとうてい落とすことのできない臭いで、人によって個人差はありますが、1週間まともにごはんを食べられなくなる方もいるほど強烈な臭いです。
その死臭すらも消臭してしまうのが、オゾンショックトリートメント法なのです。
つまり、遺品整理のご依頼を受ける際、消臭の作業をご依頼を受けることがあるのです。
そのため、遺品整理業者は消臭の技術を磨く必要があります。

では、オゾンショックトリートメント法での消臭の仕組みをご説明いたします。
皆さまは「オゾン」という言葉を聞いたことがあると思います。そうです、地上のはるか上空で紫外線をカットしているあの「オゾン層」のオゾンです。
オゾンは、酸素原子が3つ結合している物質で、非常に酸化作用が強い物質です。この酸化作用を利用して空間を消臭していくのです。
ただし、オゾンは消臭に活躍しますが、同時に高濃度のオゾンは人体に有毒です。さらに、強い酸化作用により金属やゴムなどの腐食を進めてしまう危険性もあります。
そのため、オゾンショックトリートメント法での消臭作業は、我々作業員だけでなく、周囲の状況を考えて作業する必要があるのです。
最初に「有毒」と言ってしまったので、不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
オゾンショックトリートメント法は、部屋を密封した状態で作業をいたします。そのため、高濃度のオゾンが漏れて人体に影響を与える可能性は極めて低いです。
消臭作業をするには、第三者の配慮は必ず必要となるのです。

ではもう少し話をすすめていきましょう。
ここまでオゾンについてご説明しましたが、空気中のオゾン濃度はかなり低いです。ではどうやってオゾンを発生させるのかというと、この「パンサーJ」を利用します。
「パンサーJ」は世界最高峰と呼ばれるオゾン発生装置の一つで、一時間に7,500㎎オゾンを生成してくれる非常に優秀な消臭器です。

この「パンサーJ」ですが、オゾンという特殊な物質を生成するものなので、高額の消臭器です。
そのため、こういった高性能の消臭器を所有している遺品整理業者は多くありません。
そして、オゾンショックトリートメント法の消臭をするには、オゾン発生装置だけではできません。

お部屋の消臭作業をするために一番大切なのは、清掃作業なのです。この清掃作業無しでは、どんなに高性能で高額の機械を使用しても消臭はできないのです。
消臭は、まず臭いの元となるものを処分、あるいは清掃する必要があります。
この清掃については、私もまだまだ勉強中なので、偉そうなことは言えませんが、私の尊敬する遺品整理士の先生の元で今なお修行中です。
あえて私は自身を修行中と言いますので、料金についても今の段階で適正な料金の請求はできないと考えております。
何を伝えたいかと申しますと、もし私どもに消臭の作業をご依頼いただける場合、今なら低料金で作業をさせていただきたいと考えております。
当然、「今は」ということです。前述のとおり私どもは日々消臭作業の清掃を勉強しています。自分で納得できる作業ができるようになれば、適正な料金をご請求するつもりです。

修行中とは申しますが、全くの素人ではありません。当然消臭作業の実績もございます。ですが、自分が納得できる技術を身に付けるまではということです。
今回申し上げている消臭作業は、孤独死現場の消臭に限りません。ペットの臭いや灯油の臭い、火災現場での臭いが気になる方もお気軽にご相談ください。
当然、お見積りは無料で対応いたします。
ご相談いただくのであれば今がチャンスだと思います。相見積もりでも結構ですので一度遺品整理まごころにご連絡いただければと思います。

長くなりましたが、今回は消臭作業についてご説明いたしました。
遺品整理まごころでは、日々技術の向上を図り努力しておりますのでご検討いただければ幸いです。
お客様に選ばれ、喜ばれる仕事ができるよう日々精進してまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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新年のごあいさつとお焚き上げ

昨年は大変お世話になりました。
遺品整理まごころの山元です。
我々の職業柄、新年の定番のご挨拶はあまりよろしくないと思い、簡素なご挨拶であることをご了承ください。

 

年末年始が終わりすでにお仕事を始めている方が多いと思いますが、大型連休のあとは体がなまってしまうなんて人も多いのではないでしょうか?
大型連休があると気が緩むのでしょうか?私は3年連続で年末の休みになるとなぜか高熱が出てしまい、おいしいものを食べ損ねています。。。
今はすっかり良くなり、まごころでの仕事をはじめていますので、風邪をうつすことはありませんのでご安心ください。

 

さて、今回のブログは新年のあいさつだけと思ったのですが、せっかくなのでいつもお世話になっている「清田稲荷神社」さんをご紹介したいと思います。
昨年の暮れにご遺品のお焚き上げをご依頼されたお客様がいらしたので、本日ご遺品を神社へ持ち込みをいたしました。

 

こちらの神社さんは私の大変尊敬している遺品整理士の方からご紹介いただいて以来、ずっとお世話になっています。
住職さんも大変神々しい方で、お会いする際はなぜか私も毎回緊張してしまいます。
お焚き上げの玉串料も良心的でとても信用できる神社さんです。
何より、お預かりしたご遺品をひとつひとつ丁寧に清掃した後、良くある合同供養ではなく、故人様のお名前もしっかりと読み上げて丁寧にお焚き上げをしてくれます。
遺品整理まごころでお焚き上げをご依頼の場合は、ご指定がなければ「清田稲荷神社」さんにお焚き上げを依頼しておりますが、ご希望の神社やお寺がある場合はお見積り時にご相談ください。

 

せっかく神社に来る機会があったので、お参りもしてきました。
そして、おみくじを引いてみましたが末吉でした。なんか中途半端でごめんなさい。
最後に住職さんからお土産をいただき、一仕事を終えてきました。

今回は現場の情報ではありませんが、最後までお読みいただきありがとうございます。
遺品整理まごころはお客様に選ばれ、喜ばれる仕事をしていきますので本年もどうぞよろしくお願いいたします。