札幌市内 孤独死部屋の消臭作業

こんにちは、遺品整理まごころの山元です。

今回は本州の同業である遺品整理士から依頼された案件をご紹介いたします。
遺品整理まごころでは、本州の同業他社様からのご依頼も多く受けるようになり、遺品整理業界で弊社が少しずつ認められているのだと、大変嬉しく思います。
今回の現場は、お部屋の中でお亡くなりになり、数か月放置されてしまったお部屋の消臭作業でした。

お見積り時に伺った際、家財の片付けはすでに済んでいましたがお部屋の中は死臭が漂っていました。
死臭は、お部屋の中のものをすべて搬出したとしても、素人に消臭ができるような匂いではありません。
匂いの元は空気中を漂い、お部屋の中のありとあらゆる箇所に付着してしまいますので、換気をして空気中の匂いを取り除いたとしても翌朝には匂いが戻ってしまいます。

そのため、匂いの元を完全に無くさなくてはなりません。
キッチンの換気口を開けてみるとかなりの油が付着していましたので、こちらもしっかりと除去しておきました。

キッチンのように清掃で匂いが取れる箇所は清掃しますが、かならずしも清掃のみで除菌、消臭ができるとは限りません。
たとえば、今回はクッションフロアに体液が染み込んでしまっていたため、染み込んだ箇所のクッションフロアを剥離いたしました。
このクッションフロアですが、剥がすのが本当に大変でかなりの時間を使ってしまいました。

クッションフロアを剥がしきったあとは、消臭・除菌を行う薬品をお部屋中に散布し、オゾン発生装置でオゾン消臭していきます。

清掃をしっかりと行うこと、オゾンにより空気中の消臭・除菌がしっかりと行うことができていれば、数日経過後も匂い戻りがほぼありません。
ちなみに、私がいう「ほぼなくなる」とは、ここで孤独死が発生したことを知らない方のほとんどが、気にならずに普通の生活をしていけるレベルです。
なぜ、この定義をするかというと、オゾン消臭を使ったとしても空気中をまったくの無臭にすることはできないからです。
人間には、感知しやすい匂いと感知しにくい匂いがありますが、森林などの空気がきれいな場所でも「無臭ではないから」です。
そのため、完全な「無臭空間」を作ることは私たちにはできませんので、異臭を消して一般の人がストレスなく生活する空間を作る作業をいたします。
よく、お見積り時に「この匂いも無臭になるんですか?」というご質問が多いので、今回はブログにてご紹介いたしました。

オゾン消臭後、数日経過して匂い戻りがないことを確認してお引渡しいたしました。
お立合いいただいた方は不動産会社の方でしたが、「死臭は全くしません」とはっきり言っていただきました。

今回は、数ある業者の中から遺品整理まごころにご依頼いただき、ありがとうございました。
孤独死が発生することが心苦しいことではありますが、発生してしまった場合は誰かがやらなくてはいけません。
孤独死だけではなく、ごみ屋敷や猫屋敷、水害、火災現場などの消臭にも対応いたしますので、お困りの方は遺品整理まごころまでご連絡ください。

https://ihinseiri-magokoro.net/okoro.net/ro.net/

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